about this blog

2008年の6月頃から 英語上達完全マップを参考に、自分にあわせたアレンジを加えて勉強しています。
2011年5月にTOEIC 915点(L: 470, R: 445)取得し無事卒業。その後はマイペースに学習を続けています。

現在はCNN 10のリスニングを中心に勉強しております。
しばらくはCNN 10に関するまとめをアップしていこうかと思います。
最近の学習方針はこちらをご覧ください。

その他の記事は不定期更新です。よろしくお願いしますm(_ _)m。

2019年からはてなブログに引っ越ししました。以前のブログはこちら

<マップ関連の記事>
英語上達完全マップを始めるまでの英語学習歴はこちら
英語上達完全マップを始めてからの英語学習歴はこちら
英語上達完全マップ1年目に使用した主な教材はこちら
英語上達完全マップ2年目~卒業までに使用した主な教材はこちら

CNN student news: Wrap up this week! (3) Korean Peninsula Crisis

Thanksgiving breakが終わって今週のCNN student newsは通常運転でしたが、

クリスマス関連のニュースが増えて、すっかり年末モードです。

今週のWrap up this week!はKorean Peninsula Crisis(朝鮮半島の危機)

を取り上げます。動画とトランスクリプトはこちらです(11/29, 11/30)。

北朝鮮は11/27に韓国の延坪(ヨンピョン)島を砲撃しました。

砲撃により海軍兵士2名、民間人2名が死亡。その他多数の負傷者が

出ています。

この砲撃は黄海での韓国による軍事演習への報復と言われていますが、

その他にも北朝鮮の後継者問題、経済制裁ウラン濃縮施設問題など

様々な思惑があるようです。

これに対し、韓国と米国は11/28から黄海で合同軍事演習を行いました。

北朝鮮はこれらの行動を"pretext for aggression (侵略への口実)"であり、

戦争を引き起こしかねないものとしており、情勢は"ultra emergency"である

と宣言しています。

米国は1950年代の朝鮮戦争後、韓国とdefense treatyを結んでいるため、

もし戦争が起こるような事態になれば、米国は韓国を援助しなければ

なりません。

しかし、専門家の多くは戦争になることはないと予測しています。

北朝鮮は援助を引き出すためにこのような脅迫行為を過去に何度も

行っているからです。米国は北朝鮮と交渉するために、過去15年で

10億ドル以上のお金を北朝鮮に与えています。

1953年に停戦協定が結ばれて以来、民間人に負傷者が出たのは

始めてだそうです。私もニュースでヨンピョン島の映像を見ましたが、

これはもはや挑発というレベルではなく、戦争以外の何物でもありません。

今回の軍事演習に対する北朝鮮からの挑発はありませんでしたが、

今後も朝鮮半島の情勢を注意深く見て行く必要があります。

戦争のニュースは本当に心が暗くなります。

特に今回のニュースは日本も他人事ではないので、なおさらです。

来週は楽しいニュースを取り上げたいものですね。

<vocabulary>

pretext (事実と異なった偽りの)口実

pacify 静める、なだめる

surface-to-air missile (地対空ミサイル)