今週は何かと時間が取れず、金曜日になってしまいました(^^;)
何とか日曜日に投稿したいんですが…。次から頑張ります。
今週(というか先週です)のCNN student newsは、アリゾナ銃乱射事件・
オーストラリアの洪水・記録的な積雪など、わりと大きなニュースが
多かったのですが、その中から南部スーダン独立住民投票を取り上げます。
スーダン共和国はアフリカの北東部に位置します。
南北スーダンの対立や資源(油田)問題で長い間内戦状態が続いていました。
特に1983年より始まった第二次内戦では200万人の死者が出ており、
第二次世界大戦以降で最も死者の多い戦争の一つだそうです。
アフリカ諸国仲介に加え、スーダンの石油資源に関心を示す米国の主導で
2005年に包括和平合意(CPA)が調印され、21年続いた内戦はようやく終結しました。
CPAの骨子の一つである「6年後の南部の独立の是非を問う住民投票」に基づき、
1月9日から住民投票が始まりました。
南部スーダンの人々は独立志向が強く、賛成が過半数となる見通しです。
最終結果は2月に発表され、早ければ7月に世界で一番新しい国が誕生します。
CNN student newsでは南部スーダンでの住民投票の様子を伝えています。
スーダンの公用語はアラブ語と英語だそうで、インタビューは普通に英語でした。
自由と独立を求めて投票所に訪れた人たちの期待感がひしひしと伝わってきました。
月並みですが、平和や民主主義の大切さを考えさせられます。
恥ずかしながら、このニュースを見るまでは私のスーダンに関する知識は名前と
場所くらいで、この国の抱える領土問題・宗教問題・資源問題などは全く知りませんでした。
歴史的にも相当に根深く複雑な問題で、私も今回少しだけ勉強してみましたが、
まだ充分には把握できていません。
今回の投票で独立が認められたとしても、まだまだ様々な問題が残されています。
スーダンに一日も早く平和が訪れることを期待します。
今後も続報に注意していきたいと思います。