about this blog

2008年の6月頃から 英語上達完全マップを参考に、自分にあわせたアレンジを加えて勉強しています。
2011年5月にTOEIC 915点(L: 470, R: 445)取得し無事卒業。その後はマイペースに学習を続けています。

現在はCNN 10のリスニングを中心に勉強しております。
しばらくはCNN 10に関するまとめをアップしていこうかと思います。
最近の学習方針はこちらをご覧ください。

その他の記事は不定期更新です。よろしくお願いしますm(_ _)m。

2019年からはてなブログに引っ越ししました。以前のブログはこちら

<マップ関連の記事>
英語上達完全マップを始めるまでの英語学習歴はこちら
英語上達完全マップを始めてからの英語学習歴はこちら
英語上達完全マップ1年目に使用した主な教材はこちら
英語上達完全マップ2年目~卒業までに使用した主な教材はこちら

CNN10のススメ

 

CNN 10 (video)

CNN 10 (video)

  • CNN
  • 教育
  • ¥0

 今日はCNN10の紹介記事を書こうと思う。CNN10は学生向けの10分間のニュースショーだ。前身はCNN student newsで、10分間で世界のニュースを分かりやすく解説するというスタンスは変わっていない。アンカーも、ずっとCarl Azuzが務めている。

 

CNN10 (CNN student news)との出会い

前身番組のCNN student newsから見ているのだが、学習記録を見返すと、2010年3月ころに始めているようだ(マップ開始後1年9カ月頃)。2012年ころから長いブランクがあって、ブログ再開を機に2018年末ころより再度見るようになった。

始めた理由というのは、英語学習を始めた大きな理由の一つが「海外ニュースを英語で理解できること」だったからだ。TOEICでもAクラスの点数が取れるようになり、「そろそろ英語ニュースを聞いてみようか」と思って、CNNのウェブサイトでたまたま目に入ったのがCNN student newsだった。

 

最初に聞いた時の衝撃はよく覚えている。もうびっくりするぐらい分からなかった。最初のフレーズはメチャクチャ繰り返し聞いたので、今でも暗記している。

Carl: You know what's more awesome than Fridays? I don't know either, but 10 minutes of commercial free headlines come pretty close. I'm Carl Azuz. This is CNN student news.

 

読むと簡単なのだが、当時これが全く聞き取れなかった。

CNN10を聞いて考えたこと

CNN10を聞いて始めて気がついたことは、「ネイティブ・スピーカーは必ずしも文法的に正しい文を発音記号通りに話している訳ではない」ということだ。それまでは英語教材の文章しか聞いていなかったので、文章は基本的に5文型にきちんと分類されるし、文法的な破綻もない。発音も一語一語クリアだ。しかし、CNN10はそうでなかった。

 

これは日本語でも言えることで、私たちも普段の日本語の会話では、教科書に載っているような文章でしゃべってはいない。途中で言いよどんだり、言い直したり、単語だけ羅列したり、相手が言葉をかぶせてきたり。発音も含めて結構揺らいでいるのだ。ただし、「許せる・通じる揺らぎ」と「そうでない揺らぎ」がある。この「揺らぎ」をクリアしないと、一段上のリスニング力は身につかない気がしている。

 

 「多分このまま英語教材を聞き続けても、英語を聞けるようにはならないんだな」と感じた私は、それからはいわゆる英語教材をだんだんと減らし、CNN10を聞く比率を上げていった。最初は10%とか20%くらいしか分からなかったが、今は映像を見ながらではあるのだが、初見でも少なくとも半分以上は分かるようになっているので、それなりに進歩はしているのではないだろうか。

 こんな人におすすめしたい

精聴から多聴への足がかりに

トランスクリプト付きなので、単語レベルの精聴も出来るし、10分間番組とは言っても平日は毎日アップされるので、分量もそこそこ歯ごたえがあり、多聴の足がかりにもいいと思う。

 

私はiPhoneユーザーだが、podcastで購読すれば毎日動画がダウンロードされるので、それを聞いていくだけでよい。トランスクリプトもウェブサイトから読むことができる。分からない単語があったら、このブログをチェックしたらいいと思う(笑)。

 

私も最近はついて行けるようになったが、最初は1週間に1~2日分聞くのが精一杯だった。最初はとにかくスピードに負けずについて行って、細部にこだわらず全体の意味をとらえるように聞き、最終的には単語レベルまで聞き取るように努力している。

効率よく各国の英語に触れたい人に

アンカーのCarl Azuzは、非常に聞きやすい(と今は感じる)米語で、基本的に原稿を読むので文章も分かりやすい。しかし、他の記者の手加減のない早口や、一般の人のインタビューになると、かなり難易度が上がる。イギリス・オーストラリア英語も結構出てくるし、各国の特派員(非ネイティブ)の割合も多い。それぞれの英語を聞き比べるのも勉強になるし、改めて英語は国際語だなと感じる。

ボキャビルにも使えます

単語レベルとしては、私の感覚的には8,000語くらいあれば最低限聞けると思うのだが、SVLで言うところのLV 10~12の単語がビシバシ出てくるところも気に入っている。SVLを覚えながら、「こんなの覚えても意味ないだろうなぁ」と思っていた単語がサラリと使われたりするので、印象に残って記憶に定着しやすい。

ニュース・科学系の話題が好きな人に

話題は基本的にニュース・科学系など教養系が中心で、バランスもいいと思う。個人的にはオススメ教材なので、何となく熱く語った感があるが、客観的に考えると、CNN10は一般には「退屈な教材」の部類だろうなと思うので、これらの話題が好きでない人は、無理して聞くことはないと思う。小説とかドラマとかアニメとか、同じくらいのレベルの教材はいろいろ他にもあるので、比較検討して決めてほしい。