いつもながら更新が遅くてすみません。
書いたり消したりしてたら1ヶ月たってました(><)
出張レポートの続きです。今回は主にリスニングについて
触れたいと思います。
100%独学で、ほとんど英語教材しか聞いていない私のリスニング力が
アメリカでどのくらい通用したかと言うと、
「通用するところではかなり通用するが、通用しないところでは全く通用しない」
というのが率直な感想です。
「当たり前じゃないか!」と思われるかもしれませんが(^^;)
具体的に説明します。
(1) 通用した場面
研修の時のレクチャーのリスニングは、あまり苦労はしませんでした。
もちろん100%すべてを理解できたわけではなく、平均の理解度は70~80%くらいです。
スライドや配布資料があれば、ほぼ100%大丈夫なこともあったし、
早口の人に当たった時や込み入った話になった時は50%以下の時もありました。
あらかじめ準備された原稿やスライドにもとづいて話されることが多かったし、
そもそも自分の専門分野なので内容も推測しやすく、感覚としてはニュースを
聞いているのに近かったです。
また、質疑応答のリスニングも、思っていたよりスムーズでした。
一対一ということと、内容が推測しやすいことに加え、外国人相手ということで
手加減してくれていた部分もあったと思います。
こういう場面のリスニングには「CNN student news」をずっと聞いていた
経験がとても役に立ちました。
スピードもそれほど差を感じなかったし(むしろニュースの方が早い)、
リズムやイントネーションなどネイティブ・スピーカーが普段話す英語に
慣れていたのは大きかったです。
まとまった分量の英語(と言っても1日10分ですが)を聞くトレーニングをしていたおかげで、
長時間のレクチャーでも集中力が途切れず、聞き切ることができたように思います。
また、ニュースを通してアメリカの社会常識みたいなものも知らず知らず
身についていたようで、そういう知識もリスニングにプラスに働きました。
(2) 通用しなかった場面
ネイティブ同士が話している英語を聞きとるのはものすごく難しかったです。
例えば、5~6人でランチを食べながらのフランクなミーティングを見学する機会が
あったのですが、この時は本当に彼らが何を話しているのかさっぱり分かりませんでした。
理解度で言うと10%未満です。
また、買い物をする時などでも、相手がこちらをネイティブスピーカーと思って
話しかけてきた場合は、聞き取れないことが多かったです。
聞き返してみるとものすごく簡単なことを言ってることが多いんですけどね…
全体として言うと、自分の専門分野であったりトピックが明確な場合は、
大筋の理解には問題ありませんでした。ただし、細部まで理解するのには
もう一つか二つ壁をこえないといけないようです。
なかなか上手く説明できなくてすみません。自分の文章力のなさを痛感しています。
もし質問などあれば、お答えしつつコメント欄で補足したいと思いますm(_ _)m
次回はスピーキングについて書いてみます。気長にお待ちください。