about this blog

2008年の6月頃から 英語上達完全マップを参考に、自分にあわせたアレンジを加えて勉強しています。
2011年5月にTOEIC 915点(L: 470, R: 445)取得し無事卒業。その後はマイペースに学習を続けています。

現在はCNN 10のリスニングを中心に勉強しております。
しばらくはCNN 10に関するまとめをアップしていこうかと思います。
最近の学習方針はこちらをご覧ください。

その他の記事は不定期更新です。よろしくお願いしますm(_ _)m。

2019年からはてなブログに引っ越ししました。以前のブログはこちら

<マップ関連の記事>
英語上達完全マップを始めるまでの英語学習歴はこちら
英語上達完全マップを始めてからの英語学習歴はこちら
英語上達完全マップ1年目に使用した主な教材はこちら
英語上達完全マップ2年目~卒業までに使用した主な教材はこちら

教材レビュー: CDで覚える頻出英文650 (中尾孝司)

今回は「CDで覚える頻出英文650」のレビューです。

私は瞬間英作文の第3ステージの2冊目に使いました。

1冊目の「岩村式トレーニングブック 英文法編」がちょっと難しかったので、

2冊目は大学受験レベルの構文をまんべんなく学習できる易しめの本が

いいかな~と思って探していた時に、近所の本屋でたまたま見つけて

気に入ったので購入しました。

少し(かなり?)マイナーな教材かとは思いますが、紹介します。

CDで覚える頻出英文650―大学受験スクランブル総整理 基礎英語問題総合演習完全対応CDで覚える頻出英文650―大学受験スクランブル総整理 基礎英語問題総合演習完全対応
(2007/10)
中尾 孝司

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本書は大きく2部構成になっていて、

PART1が「文法・語法編」、PART2が「イディオム・会話表現編」です。

PART1は55セクション、PART2は26セクションの計81セクションに分かれていて、

各セクションは5~10例文からなります。書名の通り総例文数は650です。

ページレイアウトは左ページ日本語、右ページ英語で「どんスラ」と

同じです。

例文は10ワード前後と瞬間英作文に適した長さです。単語も難しいものはなく、

3000語もあれば充分です。各セクションには文法事項の解説もあります。

解説には類似表現による言い換えやプラスアルファの例文も

結構載っているので、そちらも覚えたほうがいいと思います。

そうすれば1つの例文が2倍、3倍に膨らんで、さらにお得です。

PART1では大学入試レベルの構文が文法事項別に分類されています。

入試英語最重要構文540」ほど網羅的ではありませんが、大学入試レベルの

主要構文はほぼ一通り含まれていると言っていいと思います。

PART2では、大学入試レベルのイディオムや会話表現を学ぶことができます。

どれも基本的かつ頻出のものばかりです。

あと本書の例文はネイティブスピーカーのチェックを受けてあることが

「はじめに」に明記されています。個人的にこれはポイント高いです。

大学入試らしい例文ではありますが、確かに大学入試教材にありがちな

ヘンテコな文はないです。

音声CDが2枚付属していますので、音声の確認もできます(日本語はありません)。

大学入試レベルの構文集の中では、かなり簡単な部類だと思います。

大体この手の構文集って難関大学志望の受験生向けのものが多いので、

結構レベルが高いことが多いんですよね。そういう本は確かに

学ぶことは多いのですが、その反面、挫折率が高そうです。

いきなり「入試英語最重要構文540」みたいなのを学習するのに不安で

途中挫折しそうな人なんかは、まずこういう簡単な本を先にしたほうが

いいんじゃないかと思います。

簡単と言っても、身に付く構文は同じですからね。完璧に仕上げれば、

どっちの本をやったって結果は一緒です。易しいものをたくさん

こなしたほうが、結果的には近道になります。

第3ステージの1冊目の選択肢としてどうでしょうか。