久しぶりのwrap up this week!です。
皆さんもご存知の事と思いますが、Appleの創業者の一人である
Steve Jobs氏が、10月5日に56歳という若さでこの世を去りました。
10月7日のCNN student newsは、氏の追悼特集といっても
過言ではないくらい、このニュースを大きく取り上げていました。
iPod、iPhone、iPadなどの創造性豊かなAppleの製品は
私達のライフスタイルをより便利で豊かなものへと変えました。
しかし、それだけに留まらず、これらのテクノロジーを手に入れ、
ネットワークでつながった大衆が情報を共有・拡散することによって、
エジプトやリビアでは革命が起こりました。
ほんの10年前には夢にも考えられなかったことです。
彼の存在によって、文字通り世界は変わりました。
そして、これからも変わり続けていくことでしょう。
同時代を生きた偉人の功績に敬意を表するとともに、
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
今回は放送の内容とともに、有名なStanford Universityの
卒業式典でのスピーチにも触れられればと思います。
Steve Jobs氏の訃報に際し、各国のApple storeには多くの人が訪れ、
メッセージとともに花やリンゴ(洒落てますね)が供えられました。
東京の様子も少しだけ映っていましたね。
また、いわゆる"Arab spring"において、ソーシャルネットワークと
Apple製品が果たした役割についても触れていました。
さて、皆さんはSteve JobsのStanford Universityでの卒業式スピーチは
ご存知でしょうか?
CNN student newsでは今までも数回、このスピーチを取り上げていて、
私も断片的には聞いたことがあったのですが、今回はじめて全文を
聞いてみました。
Stanford Universityのサイトでトランスクリプトも読むことができます。
15分くらいで、スピーチ用にゆっくり話しているので、わりと聞きやすいです。
これから社会に旅立つ若者たちに向けた、真摯なメッセージです。
英語で聞くと、とてもシンプルで胸に迫るものがありました。
日本語訳を読んだとしても、おそらくここまで感動は出来なかったでしょう。
これを英語で直接聞いて理解できるようになっただけでも、英語を勉強した
甲斐があったと思えます。それくらいの名スピーチです。
ぜひご自分の耳で直接聞いてみてください。
それでは、また次回で。