こんにちは。
初めて児童書を卒業して大人向けのペーパーバックに挑戦してみました!
…と言っても、ペーパーバックの中では読みやすいと多読界では評判の
シドニーシェルダンなんですけどね。
どれが面白いのかよく知らなかったので、とりあえず一番有名そうな
Master of the game (邦題: ゲームの達人)を選んでみました。
シドニーシェルダンは今まで何度か挑戦しようとしていたんですけど、
どうもあの文字の小ささとボリュームに圧倒されてしまって、
「まだ自分には早いんじゃないかな?」と敬遠していたんですね。
ところがどっこい、結構面白かったんですよ、これが。
500ページくらいあるんですけど、3日で読んでしまいました。
その分、他の勉強をしていないんですけど(^^;)
Master of the Game (1988/07/02) Sidney Sheldon 商品詳細を見る |
【ストーリー】
舞台は19世紀末、南アフリカ。Jamie Mcgregorは、ダイヤモンドラッシュによる
一攫千金を夢見て、単身スコットランドから南アフリカへと渡る。
不屈の意志でダイヤモンドを探し当てたJamieだが、そこには罠が待ち受けていて…
【感想】
一言でいうと、巨大コングロマリット「クルーガー・ブレント」をめぐる、
四代にわたる一大年代記といった内容です。
とにかく娯楽作品として、とてもよく出来ていると思います。
日本の作家で例えると赤川次郎といった感じですかね。
誰でも入っていける面白さと読みやすさは、さすがベストセラー作家ですね。
文学作品にありがちな複雑な表現は少なく、平易で読みやすい文章ですが、
つまらないということはなく、ストーリーはそれなりの意外性もあって、
最初から最後まで楽しく読めました。
読みやすいといっても単語はやっぱり児童書よりはちょっと難しいですね。
私の場合で言うと、知らない(or 忘れた)単語が平均1ページに1~2個くらいありました。
多い時で5個前後くらいかな?
情景が浮かびやすいので、少々単語が分からなくても推測しながらどんどん
読めました。
ペーパーバックの登竜門として、おすすめです。
【総合評価】
★★★★★