ちょっと前に読み終わった本ですが、紹介します。
Wayside schoolシリーズ(全3冊)のうちの1冊です。
私は3冊全部読みました。
【ストーリー】
30の教室が横に並んだ1階建ての校舎のはずが、なぜか縦に
30階建てにつくられてしまったWayside school。
ヘンテコなのは建物だけではなく、先生や生徒たちも
変わり物ぞろい。毎日ハチャメチャな事件が起こります。
【感想】
作者は、多読界(そんな世界があるのか知りませんが^^;)では有名な
「Marvin Redpostシリーズ」や「Holes」を書いたLouis Sacharです。
内容は、一言で言うと「小学校を舞台にした不条理ギャグ」です。
文体は割と読みやすく、単語もあまり難しいものはありません。
一つの章が4~5ページなので、テンポよく読めるのもいいです。
ただ、この人の文はちょっと独特のクセがあります。このシリーズは
特にそれが強い気がします。説明するのが難しいんですけど、
何となく持ってまわった感じというか、説教くさいというか…
Marvin Redpostシリーズを書いた人とは思えないくらい違います。
そのへんが評価の分かれるところかと思います。
文体とギャグが合わない人はちょっとツラいかもしれません。
個人的にはこのシリーズは正直あまり好きにはなれませんでした。
でも、決してつまらなくはないですので、立ち読みして感触が
良さそうならトライしてみてください。
【総合評価】★★☆☆☆
Wayside School Is Falling Down (1990/08/01) Louis Sachar 商品詳細を見る |