Alex Riderシリーズの4巻を読み終わったので紹介します。
【ストーリー】
ロンドンに住む14歳の少年Alex Riderは幼いころに両親を飛行機事故で亡くし、
銀行員である叔父のIan Riderに引き取られ、普通の中学生として暮らしていた。
しかし、ある日突然Ian Riderは自動車事故で死亡してしまう。
叔父の死に不審を持ったAlexは、自身で死因を調べているうちに
実は叔父は銀行員ではなく、MI6のスパイエージェントであり、
極秘任務の最中に殺害されたことを知らされる。
その後、Alexは無理やりMI6のエージェントにさせられてしまい、
色々な事件に巻き込まれていく。
ガールフレンドSabinaの家族と一緒に南フランスでバカンスを楽しむAlex。
しかし、彼の前に叔父を殺害した張本人であるロシア人の殺し屋
Yassen Gregorovichが現れて…
【感想】
今までのAlex Riderシリーズと同じく、文章はわりとスッキリ読みやすく、
かと言って簡単すぎず、今の自分にはちょうどいい感じです。
この作者は本当に読者(主に小学生の男の子でしょう)が喜びそうなものを
ストーリーに組み込むのが上手いですね。TVゲームや自転車などのアイテムが
世界を舞台にしたスケールの大きいスパイアクションに違和感なく溶け込んでいます。
NintendoやSonyの名前が出てくるのが日本人的にちょっとうれしかったり。
最後にはAlexの運命を変える重大な出来事が…!
大人でも男女問わずワクワク読めると思います。
【総合評価】
★★★★★
Eagle Strike (Alex Rider) (2006/02/16) Anthony Horowitz 商品詳細を見る |