今週いっぱいで2010年のCNN student newsは終了しました。
振り返ると今年の3/5放送分から始めて、ブランクもありつつ約10ヶ月
聞いたことになります。我ながらよく続いたものだと少し感心しています。
私が二年半前に英語学習のやり直しを決意したとき、
「英語ニュースを聞けるようになりたい!」という自分にとっての
一つの大きな目標がありました。
約一年間、基礎固めのため英語上達完全マップにしたがって勉強し、
その結果TOEICでもある程度の点数が取ることができました。
その後、ニュースリスニングの準備として某ニュース英語教材を
始めました。その月の主要ニュースに日本語の解説を加えたもので、
1ヶ月で20個くらいのニュースを取り扱うというものでした。
最初は単語が難しく、ついていくのが大変でしたが、半年たって
少しニュースが聞き取れるような気分になってきました。
調子に乗った私は「これならCNNとかでも聞けるんじゃね?」と思い、
CNNの中では易しいという触れ込みのCNN student newsを聞いてみました。
…いや~マジでビビりましたよ、スピードの速さに(ToT)。
始めて聞いたときの衝撃は今でもよく覚えています。
笑えるくらい聞き取れませんでした。
それまではいわゆる「英語教材」ばかりで、ネイティブがネイティブに
向けてしゃべる英語(陳腐な言い方をすれば「生きた英語」ですか)を
聞いたことがなかったので、初めてその違いを目の当たりにしたわけです。
同じ英語のはずなのに全く違う世界でした。
で、思ったんです。
「教材を何年聞いても、これを聞き取れるようには多分なれないだろうな」って。
今までの英語教材の延長線上にCNNのニュースがあるとは到底思えませんでした。
どうすれば聞き取れるようになるか?
「例え聞き取れなくても、聞き続けること」だと思います。
もちろんトランスクリプトを読んで、きちんと理解した上で、です。
この後、某ニュース教材はあっさりやめました。CNN student newsを
最初は週に1日から始めて、徐々に2日、3日…と増やしていきました。
始めて3ヶ月目くらいから、ようやく毎日見られるようになり、現在に至ります。
この試みが正しいのかどうかはまだ分かりません。
まだ完全に聞き取れるレベルには程遠いし、時間がなくて消化不良に
終わる日もあります。それでも少しずつ聞ける部分は増えてきています。
英語ニュースのいいところは、世界の要人(英語話者に限りますが)が
伝えるメッセージを直接受け取れるところです。やはり日本語に訳されると
どうしてもズレが生じますし、細部まで知ることはできません。
また、同じニュースでも日本とアメリカのメディアでは視点が若干
異なっていて、違った角度から物事を見ることができるのも面白いですね。
これまでに触れたニュースは自分の大きな財産になったと思うし、
それだけでも英語を勉強してよかったと感じています。
今後もCNN student newsで英語の冒険を続けて行きます。
来年もどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m