今回から、私が今まで読んだ多読本の中で、おすすめのものを
少しずつですが紹介していきたいと思います。
記念すべき第1回は、最近読み終わったA to Z Mysteriesを紹介します。
【ストーリー】
コネティカット州に住む3人の小学生Dink、Josh、Ruth Roseが
身の回りに起こる様々な事件を持ち前の好奇心で解決していく。
【感想】
日常の些細な事件から誘拐などの大事件まで、いろいろなミステリーを
小学生なりのアプローチで見事に解決していきます。むしろ周りの
大人たちの無能さに呆れます(笑)。
小学生向けの本なので、複雑怪奇なミステリーというわけでは
ありませんが、それでも毎回ちょっとした趣向がこらされていて、
大人でもわりと楽しめる内容だと思います。退屈な語彙制限本よりは
数倍面白いです。
語彙や構文も素直で全体に読みやすく、どんどん読み進められます。
シリーズで現在のところ26冊(←A to Zですから)と続編が3冊出ています。
全部読めば、かなりの読書量になります。
1話完結形式ですので、基本はどれから読んでも大丈夫ですが、
多少のネタバレを含みますので、出来れば1巻の「The Absent Author」
から順に読むことをおすすめします。
【総合評価】
★★★★☆
The Absent Author (A to Z Mysteries) (1997/09) Ron Roy 商品詳細を見る |