今回はボキャビルです。
使っている本は、アルクから出版されている「究極の英単語」シリーズです。
有名な本なので、書評に関してはググってください。
【追記(2011/4/10)】「究極の英単語」レビューアップしました!
単語の覚え方に関しても、特別なことは特にしていません。見て、聞いて、音読して、
紙に書いて、タイピングして、と複数の感覚を刺激するようにはしています。
今はいろいろ便利な学習ソフトもあるようですので、そういうのを使ってもいいと思います。
ところで、英語学習者の皆さんは自作単語集は作る人が多いんでしょうか?
これに関しては、色々と考え方はあると思うんですが、私は作る派です。
私の自作単語集は単語と品詞・発音記号・意味・例文をA6サイズの小さなノートに
書きとめただけの簡単なものです。それでも2年ちょっとの努力が積もり積もって
4冊目になりました。収録語数は推定4000語強です。
<自作単語集のメリット>
・覚えやすい
自分で1回触れているので覚えやすい。また、例文も多読した本などから取られているので、
「あ~、あの時のあの単語ね」という感じで情景とセットで記憶に定着しやすい。
市販の単語集は、10000語レベルくらいまでは各社から色々なものが出版されていますが、
10000語超のレベルの単語集は種類も少なく内容もぐっと覚えにくいものになります。
そんな中で4000語を収録した、しかも覚えやすい単語集は非常に心強いです。
・出現頻度が高い
市販の単語集は、万人向けのために幅広い分野からまんべんなく収録されているものですが、
自作単語集は自分がよく触れる分野の単語が多く含まれるので、必然的に出現頻度が高くなります。
つまり「使える」単語集になります。
<自作単語集のデメリット>
・時間と手間がかかる
知らない単語を抽出して、辞書で調べて、単語帳に書きこむという作業は馬鹿にならない
手間がかかります。「その時間を利用して市販の単語帳でボキャビルすればいい」という
考えは一理あります。また、単語集作成の手間が英語学習のモチベーションの低下に
つながるようでは本末転倒です。
・分野が偏る、量が少ない
これはメリットの逆ですが、自作単語集に頼りすぎると分野が偏って、幅広い語彙の獲得が
妨げられる可能性が考えられます。これは市販の単語集との併用でカバーできます。
<現時点での私の結論>
・自作単語集を作るか作らないかは目的次第
特にTOEICで手っ取り早く高得点を取りたい人は市販の単語集を8000語さっさと覚えたほうが早い。
その先を行くつもりなら、作って損はないんじゃないか。
・凝りすぎない
最低限必要なのは品詞・意味(1つだけ)・発音記号・例文(できるだけ短く)です。張り切って
色々書きこみがちですが、シンプルにしないと続かないです。
・全ての単語を拾おうとしない
大事なことは継続すること。その他の学習が大変なら、全部の単語を拾おうとせず、捨てる勇気
も時には必要。
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自作単語集に対する自分の考えをまとめてみました。
ボキャビルは先に進むほどに大変ですね。いい方法があったら教えてほしいです。
続きは次回にでも。
【追記(2011/8/20)】自作単語集のレビューアップしました!
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