今回は第1期の文法編です。
まずは自分のレベルを知るということで、とりあえず本屋に行って、いろいろな
レベルの問題集を解いてみました。幸い大学受験の時の貯金がまだ多少残っていた
ようで、大学入試の問題はある程度時間をかけて考えればなんとか解けました。
TOEIC用の問題集は、やっぱり難しかったです。まず単語が分かりませんでした。
総合すると、第2ステージの序盤の実力といったところです。知識として文法は
一応理解しているが、運用文法になっていない状態です。
普通なら第2ステージの大学入試用の問題集からやり直すべきだったと思います。
しかし私はそもそも問題集を解くのがあまり好きではないので、何冊も問題集を
解いているうちに英語そのものへの熱意も失せてしまうだろうな、という確信が
ありました。
そこで、多少無理目なのは分かっていましたが、1冊で全てを終わらせるために
強気に第3ステージから始めることにしました。教材はマップのHPでおすすめ教材に
あがっているTOEIC TEST 文法別問題集(石井 辰哉 著)を選びました。
この本を選んだポイントは、とにかく解説が充実していたところです。問題集と
いうより解説集といったほうが正しいくらいです。1問1問について、なぜその
選択肢が正解なのか、どうしてほかの選択肢はダメなのかを詳細に説明して
くれていますので、解説を読むだけでかなりの勉強になります。
最初はなかなか指定された時間に解けず、正解率も悪かったですが、マップの
方法どおりにサイクル回しをしていくうちに、問題なく解けるようになりました。
間を開けながら、トータル5~6周くらいでしょうか。期間にして半年くらいです。
仕上げに苦手な問題を100問くらいピックアップして、Wordに英文と日本語訳を
打ち込んで、自作の瞬間英作文の教材を作りました。文章が長いのでスラスラ
言えるようになるまでちょっと手こずりましたが、この最後のステップで力が
ついたと思います。ここまでやって、文法は終わりにしました。
今にして思えばこのやり方の方が挫折しそうなものですが、不思議とどうにか
なりました。「サイクル法で回すから、最初は解けなくても大丈夫」という
余裕があったのが良かったのかもしれません。また、文法だけでなくリスニングや
リーディングなど他の勉強も同時進行していたので、うまく気分転換できていた
ような気もしています。
今まで2回TOEICを受けましたが、文法は90%以上得点できていますし、とりあえず
文法はもうこれでいいのかなと思ってます。文法力がまだまだであることは分かっていますが、
残りの数パーセントを埋めるための勉強はもうしたくない、というのが正直な気持ちです。
そのうち壁を感じたら戻るかもしれませんが…
というわけで、私のマップにおける文法は若干マップを無視していますので、
あくまで参考程度に留めておいてください。参考書や問題集も他にも良書は
たくさんあると思いますので、ぜひご自分にあった本を見つけてください。
マップの推奨する勉強方法は公式HPをご覧になってください。
続きは次回にでも。
【追記(2011/3/11)】
「TOEIC TEST 文法別問題集」のレビューアップしました!
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