Scorpia Rising (Alex Rider Book 9) (English Edition)
- 作者: Anthony Horowitz
- 出版社/メーカー: Walker Books
- 発売日: 2015/04/09
- メディア: Kindle版
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久しぶりに再開した多読で読了した本を紹介します。Alex Riderシリーズの最終巻で、それまでの8冊も全部読んでいるのですが、やっと全てを読み終わりました。
【ストーリー】ロンドンで暮らす14歳の少年Alex Riderは、幼くして父を亡くし、叔父のIan Riderに引き取られ、普通の中学生として暮らしていた。AlexはMI6から無理矢理スパイエージェントにさせられてしまい、様々な事件と関わる。その過程で、父も叔父も実はMI6のエージェントで、作戦中に殺害されたことを知る。その後、MI6とも縁が切れ、15歳になり、日常を楽しむAlex。しかし、MI6が彼を放っておくはずはなかった・・・
【感想】今回はカイロ(エジプト)が舞台です。少しだけ大人になったAlexと、彼を利用しようとする各国の諜報機関のせめぎ合い、ちりばめられた伏線、夢のあるガジェットなど子供向けながら読ませる内容で、相変わらずクオリティは高いです。
ネタバレになるので詳しくは書きませんが、今回はちょっとビターな結末というか、ハッピーエンドなのか、いやそうじゃないのか、何とも含みを残した終わり方で、子供向けにしてはチャレンジングな展開だなと思いました。素直に読めばハッピーエンドなのかな。いや、とてもそうは思えない・・・
星5つ!と言いたいところですが、個人的に、あれはない!やっぱり納得できない!という展開(登場人物に関して)があるので、星4つにさせていただきます。多読本としてはとてもオススメできる本です。面白くて、一気に読みました。
【総合評価】
★★★★☆