about this blog

2008年の6月頃から 英語上達完全マップを参考に、自分にあわせたアレンジを加えて勉強しています。
2011年5月にTOEIC 915点(L: 470, R: 445)取得し無事卒業。その後はマイペースに学習を続けています。

現在はCNN 10のリスニングを中心に勉強しております。
しばらくはCNN 10に関するまとめをアップしていこうかと思います。
最近の学習方針はこちらをご覧ください。

その他の記事は不定期更新です。よろしくお願いしますm(_ _)m。

2019年からはてなブログに引っ越ししました。以前のブログはこちら

<マップ関連の記事>
英語上達完全マップを始めるまでの英語学習歴はこちら
英語上達完全マップを始めてからの英語学習歴はこちら
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教材レビュー: 入試英語最重要構文540 (吉 ゆうそう)

久しぶりにマップらしい教材をレビューしたいと思います。

今回は「入試英語最重要構文540」です。

私は大学入試レベルの総仕上げとして使いました。

本書は大きく2部構成からなっていて、大学入試レベルの構文を文法事項別に

網羅した「本編」と、大学入試に出題された英文をランダムに配列した「演習編」

からなります。

収録英文数は本編が542、演習編が556です。

私は本編しかやっていないので(演習編は音声がCDに収録されていないため)、

以下は本編に限ったレビューとなることをあらかじめご了承ください。

入試英語最重要構文540入試英語最重要構文540
(2005/08)
吉 ゆうそう

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<本書の特長>

・大学入試レベルの主要構文のほとんどを網羅

頻出する重要構文はもちろん、比較の難構文など出現頻度はあまり高くないものの

一度は押さえておきたいマイナー構文まで幅広くカバーしています。

このタイプの教材でここまで網羅しているものは他にはあまりないと思います。

例文はだいたい10ワード前後で、瞬間英作文にはちょうど良い長さです。

どれも覚えやすい例文で、そういう意味では質は高いですが、良くも悪くも

大学入試の英文といった感じも否めません。はっきり言って面白みはないし、

一部にはいかにも「試験のためだけの英文」といった感じの文もありますが、

この本の真の価値はそこではないので気にしても仕方ないです。

自然な文は他の教材でカバーすればいいです。

簡単な解説がありますが、瞬間英作文でこの本に取り組もうという

レベルの人には残念ながらほとんど必要ありません。

単語は難しいものはなく、大学入試レベル(3000語くらい?)もあれば

十分対応できると思います。

とにかくこの本の一番の価値は「網羅性の高さ」です。

ここまでやれば、必要な文法事項のほとんどが仕上がったと言っていいでしょう。

・日本語→英語の音声CD付き

本書のもう一つの大きなメリットです。

このタイプ・レベルの教材で日本語→英語の音声付きというのも他にはあまり

ないと思います。

大学入試レベルなので、読み上げはかなりゆっくりです。

日本語と英語の間の空白時間はほとんどないので、空白時間が必要な人は

音声編集ソフトなどを使って、空白時間つきの教材を自作して下さい。

私はその都度停止ボタンを押して手動で空白時間を作っていましたが、

慣れればそれでもどうにかなります。

上述の様に音声があるのは本編のみで、演習編には音声はありません。

本編と演習編での英文のレベルや内容はほとんど変わらないので、

個人的には本編だけでも充分と思います。

演習編をやるのも悪くはありませんが、同じような例文をあと556文やるよりは、

他の教材をした方がいい気もします。

本編だけで仕上がったか心配な人や、やる気のある方は演習編まで取り組んで下さい。

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マップにかなり親和性が高い教材で、マップ学習者ならすんなり入っていけると思います。

大学入試レベルの総仕上げとしておすすめです。

この本を仕上げれば瞬間英作文は一つの区切りと言ってもいいんじゃないでしょうか。