先週・先々週と大きな仕事が2件立て続けにあったのですが、
先日無事に終えることができてほっとしています(-。-;)
今週末は少しゆっくり過ごせそうです。
もちろん英語学習を頑張っております。
今回は岩村 圭南先生の著書「英語をめぐる冒険」をご紹介します。
題名を見てお分かりのように、タイトルをこのブログにもお借りしておりまして、
いつかは触れないといけないな~と思っていました。
著者である岩村先生のことは私もブログで何回か触れていますが、
勝手に英語の師匠と呼ばせていただいておりまして、たくさんの教材で
お世話になっています。
私が岩村先生を尊敬している理由は、「うまい話」を言わないことです。
英語学習は時にはつらい事もあります。
そんな時、自分に言い訳して甘い道を選びたくなることもあります。
「○○を××したら、なんと□週間で△△できる!」
みたいな話があると、ついフラフラと・・・なんてことは今はさすがにありませんが(^^;)
でも、その気持ちは痛いほどよくわかります。
逆に、英語指導者も同じだと思うんですよ。
「うまい話」をしないと生徒がついて来ないのではないか、本が売れないのではないか・・・
学習者以上に敏感で、不安を抱えているはずです。
岩村先生はその点、こっちが心配になるくらい真面目で誠実で実直です。
「英語の筋肉を鍛える」をスローガンに、英語トレーナーとして日々の努力の
大切さを訴えておられます。
「英語をめぐる冒険」は、そんな岩村先生のたどってきた英語学習歴を
まとめた自伝的エッセイです。
さすがに英語の達人だけあって、努力の程度は半端じゃないです。
すごすぎて参考にはならないかも・・・
また、英語指導にかける情熱も大変なものです。教材の密度を見れば
分かりますが、有名になる前からずっと変わってないんですね。
正直にいうと、内容はファンでなければあまり面白くないかもしれません。
(岩村先生すみません・・・)
でも、岩村先生が洒落のきいた抱腹絶倒のエッセイを書くような人では
ないことは分かっているし、むしろこのような本でもひたすら真面目な
先生に逆に安心しました。あれだけ素晴らしい教材が作れるんだから、
ちょっとくらいエッセイが面白くなくったっていいじゃないですか´・∀・)
いわゆるファンアイテムといった感じの本ですが、マップと岩村先生との
出会いがなければ私の英語学習もここまで続いてないと思いますので、
尊敬の意味も込めて紹介させていただきました。
英語をめぐる冒険 (2008/05) 岩村 圭南 商品詳細を見る |