about this blog

2008年の6月頃から 英語上達完全マップを参考に、自分にあわせたアレンジを加えて勉強しています。
2011年5月にTOEIC 915点(L: 470, R: 445)取得し無事卒業。その後はマイペースに学習を続けています。

現在はCNN 10のリスニングを中心に勉強しております。
しばらくはCNN 10に関するまとめをアップしていこうかと思います。
最近の学習方針はこちらをご覧ください。

その他の記事は不定期更新です。よろしくお願いしますm(_ _)m。

2019年からはてなブログに引っ越ししました。以前のブログはこちら

<マップ関連の記事>
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教材レビュー: 究極の英単語

今回のレビューは「究極の英単語」です。

アルクの提唱するSVL(standard vocabulary list)を覚えるための単語集です。

SVLは12000語からなり、その選定基準は

ネイティブスピーカーの「使用頻度」をベースにしながら、

日本人学習者にとっての「有用性」「重要性」を考慮

したものだそうです。

SVLだけならアルクのHPから無料で全て見ることができます。

「究極の英単語」は全4巻です。

vol.1 初級の3000語 (レベル1~3)

vol.2 中級の3000語 (レベル4~6)

vol.3 上級の3000語 (レベル7~9)

vol.4 超上級の3000語 (レベル10~12)

上記のように1000語ずつレベル分けされています。

各レベルは「Power Sentences」と「Word List」に分かれています。

「Power sentence」は、最初にターゲットとなる単語2~3個を含む例文があって、

その後に各語の発音記号、意味、簡単な解説が書かれています。

「Word List」は、単語・発音記号・意味・使用例がリストになっています。

「Power Sentences」と「Word List」で扱う単語数はほぼ同数ですが、

動詞だけは全て「Power sentences」に含まれます。

12000語レベルまで取りこぼしなく覚えられる

最大の長所だと思います。私がこの本を選んだ決め手になりました。

また、自分の語彙レベルを容易に把握することができます。

幅広いジャンルの単語を収録

ネイティブスピーカーの使用頻度を基準にしているので、ジャンルが

偏ることなく、まんべんなく語彙を増やすことができます。

TOEICや英検準一級には充分対応できました(英検一級には少し足りないみたいです)。

良質な例文・音声

私は例文を聴きまくって、シャドーイング・リピーティングして

覚えるようにしています。例文を覚えることで、用法も身につきます。

別売りの音声もきれいな発音で、聞き取りやすいです。

おおむね内容には満足していますが、不満もいくつかあります。

Word Listに例文がない

これが最大の不満です。覚えやすい「Power Sentences」に比べ、

「Word List」には例文がなく、かなり覚えにくいです。

一応短い使用例がついてはいますが、音声がありません(単語の音声のみ)。

全ての単語を「Power Sentences」方式で収録していたら

最強の単語集になれたのに…。改訂版を期待します。

派生語・同意語・反意語などの関連付けが乏しい

全体に構成が羅列的で、例えばレベル5の単語の派生語がレベル8に

あっても、お互いへのリンクがありません。

派生語と気づけばもっと早く覚えられたのに…ということが何回か

ありました。

音声が別売り

付属のCDがなく、音声はmp3形式でのダウンロード販売です。

私はiPodを使用しているので、それほど問題はありませんでしたが、

普段CDを使っている人には少し不便かもしれません。

また、カード決済なのでクレジットカードが必要です。

欠点はありますが、やはり12000語まで一気に覚えられる教材は

他にはあまりないので、系統的に語彙を増やしたい人はおすすめ

できると思います。

究極の英単語SVL〈Vol.2〉中級の3000語究極の英単語SVL〈Vol.2〉中級の3000語
(2006/12/17)
アルク英語出版編集部

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