英会話学校の授業は、ネイティブ1人:日本人4~5人のグループレッスン(1時間)と
ネイティブと1対1のプライベートレッスン(30分)の2種類がありました。
グループレッスンは週替わりのトピックがあらかじめ決められており、授業の始めに
役に立つ例文や語彙が書かれたプリントが配られます。生徒はそれを参考にして
英語でディスカッションし、先生が補足・説明するというようなスタイルでした。
先生によって同じトピックでも内容が違って、プリントを重視する先生もいれば、
フリートークやロールプレイに時間を割く先生もいました。
文法に関する説明はほとんどなく、間違った文法でしゃべってもあまり直されたり
もしませんでした。まあ、自分のいたクラスのレベルだと全員broken Englishで、
いちいち直してたらキリがなかったと思いますが。
プライベートレッスンは基本的にフリートークで、好きなトピックについて話したり、
自分で選んだ教材を持って行って質問したり、自由に30分しゃべるレッスンでした。
(トピックがなければ先生が教材を準備してくれます)
プライベートレッスンでも文法や語法の間違いを直された記憶はあまりありません。
ほかの英会話学校はよく知らないのですが、大体どこもこんな感じでしょうか?
期待に胸を膨らませ、レッスンを続けました。
そして1年後…
英語力に大した変化はありませんでした(涙)
もちろん英会話学校のレッスンだけが悪かったわけではありません。
・週に1~2回レッスンに通うだけで、予習も復習もほとんどしなかった
・正しい文法でしゃべろうとする意識がなく、単語を羅列していただけだった
・自分に足りない部分を補うための勉強をしなかった
などなど、自分にも反省するべき点はたくさんあります。
しかし、当時の自分は
「英会話学校に通って、ネイティブと会話をすれば自然に英語力は上がる」
と安易に考えていたのです。
英会話学校を有効利用するだけの英語力をまだ身につけていませんでした。
TOEICの模試も受けてみたのですが、当然大した点数が取れるはずもありません。
(点数は全然記憶にないのですが、多分400点台だったと思います)
こうして英語に対する熱意は急速に薄れ、1年そこそこで英会話学校は止めてしまったのでした。
その後は英語の勉強らしい勉強はしていません。
自分には英語は向いていない、実用英語とは壁がありすぎる、そう思っていました。
そんな自分がなぜ、英語学習を再開したか…?
その話は次回にでも。